概要

はじめに

UnityのAnimator Controllerから情報をベイクすることで、Quantumの決定論的なAnimatorを動作させることができます。これによって、ステート・遷移・モーションクリップなど、多くの設定がインポートされます。

この機能の主な利点は、端末間でアニメーションの制御を100%同期できる点です。予測ロールバックに従って、アニメーションは正しいステートとクリップ再生時間に固定されるため、非常に正確なティックベースアニメーションが実現できます。これは、格闘ゲームや一部のスポーツゲームなど、すべてのクライアントのシミュレーション間でアニメーションが完全に同期している必要がある場合に重要な機能です。

既知の問題/制限

デフォルトで提供されるAnimatorには、以下のような既知の制限があります。

1. 階層型ステートはサポートされていません。
2. 2Dブレンドツリーを使用する場合、ブレンド値は[-1, 1]である必要があります。
3. 3DのTransform/PhysicsBodyのルートモーションはサポートされていません。

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